Q-systemとは:資産をMJ(メガジュール)という単位で管理する独自の運用記録法です

Q-system運用レポートNo.15 : 全熱量96.2MJ。嵐の底で「静観」という規律を貫く

市場は現在、日経平均52,000円割れという猛烈な減圧波の中にあります。
Q-systemも、外部環境の激変を受け、計器の数値は防衛ラインを下回る結果となりました。しかし、管制室に慌てた様子はありません。
全熱量96.2MJ(962万円)。Q-system稼働時は、103.5MJでしたので、8%のドローダウンとなります。このポートフォリオの強度が試されていますね。
自社株のみや、日経連動型ETFのみであれば、もっと酷いドローダウンでしたので、Q-systemを構築してよかったです。
今回の嵐から考えると、金は、もう一桁比率を高めるべきかと考えています。(リスク資産の10%程度が目安ではないか。)

■ 最新プラントステータス(2026年3月9日 観測値)
現在の全熱量は 96.2MJ。
数値上は「真空状態」にありますが、各ユニットは依然として規律に従い、沈黙の中で稼働を続けています。

ユニット 熱量(MJ) 稼働状況とスタンス
DC(確定拠出年金) 33.8 日本株5割構成。嵐の影響を直に受けていますが、自動精錬を継続中です。
自社株 32.3 母艦の最重量装甲。比率は低下しましたが、安定稼働を維持しています。
精鋭(特定口座) 15.1 中核MS(デクセ・安川等)。低圧下での耐性テストの最中です。
S&P500(母艦) 10.2 液位維持。太平洋側の乱気流を淡々といなしています。
ドローン&MS 1.8 遊撃隊。低空での滞空を継続。余計な操作(損切り)は行いません。
金ETF(装甲) 1.3 唯一の増圧。嵐が強まるほどに、その浮力が際立ちます。
全熱量 合計 96.2 静観フェーズ。無理な加圧は行わず、気圧の回復を待ちます。

■ 司令官の洞察:何もしないという、最高のアクション
全熱量が100MJを割り込んでいる今、市場では多くの叫びが聞こえてきますが、当プラントの方針は一貫しています。**「しばらくは待ち」**です。現物株(基本的に成長株投資)なので、観察しているだけです。

余力がないことを嘆く必要はありません。むしろ、この嵐の中で追加のエネルギー(資金)を無理に投入せず、現在の布陣がどこまで耐えうるかを冷静に観測すること。それこそが、工学的投資術における「真の無人運転」です。
無理に買い増しをすることをQ-systemが静止してくれます。自然と規律が守れるのが、Q-systemです。

自社株の評価が下がり、将来的な「トランスフォーム(換装)」にかかる通行税(税金)が安くなっているという事実は確認しました。しかし、今はまだバルブを動かす時ではありません。
逆に今投資を始めようとされている方は、少しづつ下がった銘柄を買っていくチャンスでしょうね!

■ 今後の航路:3月20日の定期補給を起点に
現在はハッチを二重に閉鎖し、計器の針が落ち着くのを待つのみです。

5年後の大化けを見据えた布陣は頭の中にありますが、焦って動けば乱気流に飲み込まれます。今月末の自社株利益からの補給日をひとつの節目とし、それまでは「何もしないことの価値」を噛み締めたいと思います。

市場が騒がしい時ほど、管制室は静かであるべきです。生き残りを優先し、無駄な足掻きはしません。

ゴルフ愛好家の皆様方、良い季節になってきましたね。緑の中で穏やかな週末をすごしましょう!

ご安全に!