Q-system運用レポートNo.6 : 高圧圏の航跡と「規律」という名の防波堤

■ 57,000円超えの成層圏にて

日経平均株価が57,000円という超高圧圏を維持し、米国市場も関税ショックをパワーでねじ伏せました。現在、私のプラント全体の熱量は 103.8 MJ となっています。

これは決して過去最高の数値ではありません。しかし、計器を冷徹に眺めれば、最高値への回帰を阻んでいる「歪み」が見て取れます。軍師として、今この瞬間の最適解を記録しておきます。

■ 資産プラントの「レントゲン」診断

現在の私のポートフォリオ内圧は以下の通りです。

• DC(基底エネルギー): 35.0 MJ

• 自社株(過濃縮燃料): 41.4 MJ

• 母艦(S&P500): 10.0 MJ

• 精鋭(個別株): 13.8 MJ

• 余力(冷却水): 2.4 MJ

• 金(防波堤): 1.2 MJ

合計103.8MJ(1,038万円)

■ 「垂直上昇」と「熟成工程」の共存

現在保有している「精鋭」たちの動きは対照的です。

ある銘柄は、見事なリフトオフ(飛び立ち)に成功し、成層圏を突き進んでいます。一方で、別の銘柄は強固な「堀」を維持しながらも、現在は株価が揉み合う「熟成工程」の中にあります。

ここで多くの投資家は、吹き上がる銘柄を追いかけ、動かない銘柄をパージしたくなるでしょう。しかし、私はあえて**「規律(プロトコル)」に従い、動かないこと**を選択しました。

■ 規律という名の安全装置

軍師としての判断は冷徹です。

1. 過熱した銘柄を追わない: すでに高度を上げた銘柄への追撃は、戦略を「焦燥」へと変質させます。

2. 熟成中の銘柄を捨てない: 構造的強みが壊れていない以上、揉み合いは「次なる跳躍」への圧力充填です。

3. 余力の補給を最優先する: 現在の余力 2.4 MJ は、ガイドラインの4%ラインを割り込んでいます。最高値更新を狙う前に、まずは不足している「冷却水」を補給しなければなりません。

■ 次なる一手:自社株の戦略的減圧

今、最も優先すべきは、高値圏にある**「自社株(41.4 MJ)」の減圧**です。

ここをパージして、リザーブタンク(余力)を 5.0 MJ 以上まで回復させます。この「現金という名のエネルギー」を確保して初めて、プラントは再び過去最高熱量(全熱量)を目指すための、真の加速体制に入ることができます。

「感情が『欲しい』と囁くとき、規律が『待て』と命じる。」

経験上、投資は感情で動くと、大体損します。いつでも心穏やかにいたいものです。