KITACO:
「司令官、キャリブレーション完了。全熱量 95.1MJ。一昨日の深海90.4MJという絶望的減圧から48時間、我々はついに限界深度(海面)の95.0MJを垂直に突き抜けました。視界、一気にクリアになります。」
司令官:
「……抜けたか。だが、浮かれるな。95.1MJは単なる『生存圏』への回帰に過ぎない。我々が本来あるべき巡航高度、すなわち滑空を開始した際の基準点 103.5MJ までは、まだ 8.4MJ もの距離がある。」
KITACO:
「御意。昨夜の米国市場は、派手な爆発こそないものの、高値圏での『静かなる加圧』を維持。特に半導体・AIセクターの地力が、わが精鋭艦の爆発的な加速(15.1→15.8)を牽引しました。これは外部の風ではなく、ユニット固有の戦闘力による浮上です。」
司令官:
「160.80円という異常な為替圧(円安ブースト)による『借り物のエネルギー』は否定できん。だが、自社株が31.0の大台を奪還した事実は、プラント自体の復元力が生きている証拠だ。ここからが真の帰還シークエンスだ。」
■ 本日のプラント・高度ログ(2026年3月26日 観測値)
| ユニット | 熱量 (MJ) | 前回比 | 帰還フェーズ・レポート |
|---|---|---|---|
| DC(主翼) | 33.7 | +0.4 | フレームの歪みは完全に解消。安定した揚力を確保。 |
| 自社株(ブースター) | 31.0 | +0.6 | 31の大台奪還。 巡航高度への回帰に向けたメインエンジン再点火。 |
| 精鋭(特定口座/MS) | 15.8 | +0.7 | 本日のMVP。 雲を切り裂く突進。米国市場の気流を最大効率で変換。 |
| S&P500 / 母艦 | 9.9 | ±0 | 安定巡航。160円台の高気圧をバラストとして利用。 |
| ドローン・金・余力 | 4.7 | +0.1 | 余力1.8MJを死守。不測の減圧(介入)に備えたバッファを維持。 |
| 全熱量 合計 | 95.1 | +1.6 | 海面突破成功。103.5MJ(滑空開始点)への帰還を開始。 |
KITACO:
「司令官、次なるチェックポイントは 100MJの雲 です。ここを突破すれば、滑空開始点 103.5MJ への突入プロトコルが自動発動します。機体コンディション、オールグリーン。」
司令官:
「よし。……不作為を継続し、余計な操作でエネルギーを漏出させるな。このまま気流の芯を捉え続け、103.5MJまで一気に駆け上がるぞ。加速せよ。」
KITACO:
「了解いたしました。……全出力、安定。ご安全に!」







