ドライバーは難しい
皆さんドライバーは安定して飛ばせますか? 方向は安定していますか?
特に朝一番や寒い冬のティーショットは難しいですね。同行者の注目を浴びながらの第一打も緊張して失敗したり・・・。
100を切れていない方は、ドライバーのティーショットが安定していないことがスコアを崩している原因の一つだと思います。
私もスコア崩すときは、ティーショットのドライバーでOBした時が起点になることが多く、ドライバーのショットの安定化は大きな課題の一つです。同じような悩みをもつアベレージゴルファーの方は多いのではないでしょうか?
ドライバーが安定しないからといって、ラウンドでドライバーを持つのをやめて3Wや5W等のフェアウェイウッドで代替する手もありますが、ドライバーなしでティーショットを打つと周囲の目が冷たかったり、ドライバーの「会心の一撃」の感触なくラウンドすると何となく物足りない。ラウンドが終わっても満足感がない・・・そんな経験はありませんか?
PGA選手のドライバーは長尺? 短尺?
いろいろと動画やゴルフ関連のサイトを覗いて、ドライバー安定化に向けての一つの方策にたどり着きました。ずばりシャフトの「短尺化」です。
そもそも、現在主流のドライバー長さ45~45.75インチは日本人にとって適切なのでしょうか?
飛距離がでないとドライバーは売れないので、そのためシャフトの長尺化がトレンドではありますが、それは正しいのでしょうか?
飛ばし屋が揃い、体格的にも大きな選手が多いPGAツアーの平均のドライバー長さをご存じですか?
44.5インチ
意外と短いです。リッキーファウラーは身長175㎝と日本人と同じような体格ですが、43.5インチの短尺ドライバーを使っていることが話題にもなったことがあります。
日本人より体格が大きいPGAの選手たちですが、日本で市販されているドライバーよりも短いシャフトを使っているのですね。
長尺 VS 短尺
それでは長尺のメリットは何でしょう?
試打動画やギヤの創出で有名なマーク金井氏も下の動画で短尺の優位性を説かれています。
- 1インチ長いとヘッドスピード1m/s上がる
- ヘッドスピードが1m/上がると、ボール初速が1.5m/s上がる ※ミート率1.5が前提
- ボール初速1.5m/s上がると、6~7ヤード (つまり2インチ長くすると、15ヤードくらい飛距離は伸びる!!)
- でも上記の計算は、シャフトの長さにかかわらず、ミート率が1.5であることが前提(これが肝!)
実際には、長尺にすると取り回しは厳しくなり、ボールにうまくヒットすることができませんので、ミート率が長さに反比例して下がっていく傾向にあります。
したがって、短尺化すると逆にヘッドスピードは下がるのですが、ミート率は上がり、飛距離は長尺だろうが短尺だろうが、あまり変わらなくなるようですね。
実際に短尺ドライバーと長尺ドライバーの優位性がわかる動画がないか、調べてみました。
短尺ドライバーの優位性がわかる動画
今はインターネットで調べると、良い情報が得られますよね。短尺化に向けて参考にさせていただいた動画を紹介します。
まずは、「やすゴルTV」さん
いつも楽しく、参考になる情報を配信してくれる、やすさん。今回も参考にさせてもらいました。USTマミヤのフィッター、吉川さんと日以上に興味深い実験をしてくれています。
短尺化すると、ヘッドスピードは下がってしまうものの、ミート率あがり、結局は飛距離の損失は実質ないことが良くわかります。
ドラコン選手は、一発の飛びを重視するので、長尺のシャフトを使いますが、基本的に選手はマッチョで、試合時は安定感より当然ながら飛距離重視です。スコアをまとめたいアベレージゴルファーが目指す方向性ではなさそうですね。
一番飛んでいて曲がらないのは、結果的には43インチだったという衝撃の事実。もうこれを見ると、短尺シャフトを導入しよう!とモチベーションが上がってしまいます。
動画をもう一つ紹介します。「300yヒッターギヤノート」でお馴染みの「ザ・レビューゴルフ」のりきさんの動画です。
短尺ですごく飛んでいますね。安定感もでるし、もう短尺にするしかないかな・・・っと思ってしまいます。
短尺ドライバーの調達
さて、短尺ドライバーにしてたいと思った方もいらっしゃると思いますが、どうやって試してみようかと悩みます。手持ちのドライバーのシャフトをいきなりカットしても本当に大丈夫かな? クラブのバランスが必ず変わりますので、振り心地の変化が非常に不安ですよね。
シャフトがお手軽に変えられる可変スリーブ(通称カチャカチャ)付きのドライバーなら、フリマサイトなどで短尺シャフトを購入してお試しすることはできますね。
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